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注：この旅行記は１９９７年以前の記録を基に作成しており、写真も断りのない限り当時のものを使用しています。従って、現在の状況について保証するものでは一切ありません（「必ずお読みください(ご注意事項）」をご参照願います）。
場所はスイス西部フリブール州のヌーシャテル湖畔にある中世の残る町、エスタヴェイユ・ル・ラクです。博物館は町中にあります。石造りの古い建物で、右手の外階段から２階に上って扉を開けます。中はゴタゴタとした部屋で、係りのおじさんが仲間と雑談していました。特に受け付けもクロークもなく、おじさんに料金を払います。
このフロアー（２階）は主に地方の民俗関係の展示ですが、単に古い！というだけで置いてあるんじゃないだろうか(^^;)、と思わせる雑多な展示です。ケースの中は埃だらけという物もあったりします(^^;;;。ここはいい加減に見て、奥の部屋に進むとメインのカエルさん達が展示されています。
カエルの展示と言いますと、自然博物館か？と思いますが、実はカエルの剥製、というよりカエルの詰め物(^^;)の展示です。ヌーシャテル湖に棲息するカエルを掴まえてきて、中に詰め物をして形を整え（製造法は○秘とのこと）、人々の様々な生活のワンシーンを再現してあります。学校の教室や食事風景、軍隊やパブ等々。カエルたちは首が自由に曲がりませんから、人間のように直立させて展示すると上を向いてしまいます。その上を向いた（つまり目は後ろ側についた形になりますね(^^;)A)カエルさん達がずらっとショーケースに並んでいるのです。
何というかこれを一所懸命作ってポーズをとらせている所を想像すると・・・(_ _;)まあ、この地方にお立ち寄りでよほどお暇な方はご覧になってみて下さい。結構有名なようです。それから、階段を下りて１階に行くと鉄道のランタンのコレクションがあります。ガス燈やオイルランタンが２００以上も揃っているのですが、これも興味のある方でないと・・・・(^^;)。この町自体は湖に面して中世の残る素敵な小さい町ですので、のんびりと訪れるのも良いかも知れません(^^;)。
以下は資料です。
名称 ：カエル博物館(^^;) Le Muse'e des grenouilles
（本当かなぁ、と思いましたが一応宣伝用チラシにそう書かれて
いるので・・・）
開館時間：３−６月と９−１０月：９時−１１時、１４時−１７時、月休み
７−８月：９時−１１時、１４時−１７時、無休
１１−２月：１４時−１７時、土日のみ
アクセス：スイス国鉄でフリブール(Fribourg)から各駅列車利用。３６分の
エスタヴェイユ・ル・ラク(Estavayer-le-Lac)で下車。徒歩１０
分。
料金については入場券も切ってくれなかったので、いくらだったか忘れました(^^;)。もちろん、ショップはないですよ。絵はがきは売っていたみたいです、カエルさんの・・・(_ _;)。
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